金属加工機に搭載されていた三菱電機製FX3シリーズCPUを、現行ラインナップであるFX5Uへ更新する案件を手掛けました。

既設FX3内のプログラムを正常に読み出すことができれば、FX5Uへの変換自体は比較的スムーズに進めることができます。

ただし、注意すべき点がいくつかあります。

まず重要なのが、入出力仕様を適切に合わせて機種選定を行うことです。
既設設備との整合を正しく取ることが、更新作業の最初の関門になります。

もう一つは、現場で想定外のエラーが発生する可能性を前提にしておくことです。
これは実際に切り替えてみないと見えてこない部分も多く、その場での切り分けや対応力が求められます。

今回も、実際に問題が発生しました。

新旧CPU間で仕様変更された命令が使用されており、それに起因するエラーが発生していました。
三菱電機が公開しているマニュアルを確認しながら原因を切り分け、ラダー修正による対策を実施しています。

現場でしか分からない問題は確かに存在します。
一方で、事前にマニュアルを読み込み、構成や仕様を整理しておくことで、原因特定や復旧までの速度は大きく変わります。

今回も、そうした事前準備がトラブルシュートに大きく役立ち、トラブルがありつつも半日ほどで動作確認まで進めることができました。