世の中のあらゆる産業は、工場なしには語れません。工場で稼働する産業機械は数千から数十万の部品が組み合わさって連携して、生産という一つの目的を果たします。その中の一つでもおかしな動作をしてしまうと、良い製品が生み出せません。それどころか生産がストップしてしまうことさえあります。

そしてその工場を動かしているのは人です。人と機械とがうまく連携できないと効率よく生産をさせることができません。人と機械の連携を支えるのが計装です。計装機器は機械の状態を的確に人間に伝える役目を持っています。

そんな機械の動作を制御し、作業する人と計装を通して連携させて工場の能力を最大限に引き出すエンジニアリングパートを私たちは担っています。
PLCなどの制御コンピュータとそのプログラムからアナログ回路に至る範囲をカバーします。

メニュー

<トラブルシューティング>
設備・システムの故障や不調の原因を調査し解消します。
配線の交換から部品の交換まで症状によって対応は様々です。
いつもと違う動きをする、効率が落ちているなどの不調を感じた時にはご相談ください。

<リニューアル、アップグレード>
古くなったシステムを新しくリニューアルしたり、性能の良いシステムへアップグレードしたりします。
 例1、三菱PLC QシリーズシステムをiQ-Rシリーズへアップグレード
 例2、リレーシーケンスベースの制御システムをPLCベースへリニューアル
下がってしまった信頼性を復活させたり、システム全体のサイズダウンを図ることができたりというメリットを提供します。

<計装機器の取り付け、修理>
 ・センサや計器の健全性評価
 ・新規計装機器やシステムの取り付け
 ・既存計器のリニューアル
  …など

<代替え部品選定・置き換え>
生産終了となってしまったり海外メーカーのものを採用していたりで入手が困難な部品を、入手しやすい国内メーカー部品に置き換えます。
これによって在庫管理や購入コストの低減をできたり、トラブル時のダウンタイムを短くできたりといった効果が期待できます。

<新規機能の追加>
既存システムに、今までになかった機能を追加します。
生産効率を上げるために新機能を付加したいとか、安全性を向上させるための一工夫をしたいというご要望にお応えします。
 例1、操作系統の改造
 例2、自動監視・記録機能を付加したい
 例3、単純作業の行程を自動機械化してマンパワーを別な箇所へ充てたい

技術領域

機械設計(CAD)、メカトロニクス、電気回路設計・施工
制御設計、PLCプログラミング(三菱、キーエンス他)、ソフトウェア製作(BASIC、C、Fortran)
第2種電気工事士、認定電気従事者アーク溶接特別教育、産業用ロボットの教示・検査等の業務特別教育

納入までの代表的な流れ

新規システム既存システム改良修理、補修
1、調査ヒアリング
現場調査
ヒアリング
現場調査
既存システム調査
ヒアリング
対象箇所調査
2、仕様決定協議で仕様を確認
3、製作調達、組み立て
プログラミング
調達
4、テスト動作確認
5、納入据付調整

実績

静電型電子加速器の保守・管理・改造
 (インバータや直流電源など、古い海外製部品を国産部品に刷新)

加速器とは?(←初めてという方はこちら!)

海外製溶射機 配線補修
搬送コンベア制御システム更新
放電検知・映像記録システム新規開発
真空排気ポンプコントローラ新規製作
梱包外観検査ライン支援システム新規構築、アップグレード

これがKEY(鍵)だ!

  • 部品の声を聴き、機械の性格を知って動かす
    一つ一つの部品、機械の動作や特徴を徹底的に調べることです。そして手動で動かせるようにすることが第一の鍵です。
  • クライアントにとって何が良しとされるか追求する
    機械の最大効率を追求することが必ずしも工場の最大効率ではありません。
    工場では機械だけはなく人も動いています。人がどのように機械と関わって連携しているかということも重要な要素なのです。
    クライアントによく耳を傾けて良しと言ってもらえるように、かつ驚きや感動をどうしたら提供できるかを追求します。