解析レポート サンプル

実際の納品レポートに準じたサンプルです。案件ごとにカスタマイズされた内容で納品されます。

Industrial First Aid — PLC Trouble Analysis Report

PLCトラブル
解析レポート

IFA-REP-SMP
作成日:0000-00-00
解析時間約4時間
対象設備
部品切断装置 29号機
PLC機種
三菱電機 FX5U
開発環境
GX Works3
作成日
〇〇〇〇-〇〇-〇〇
案件番号
IFA-REP-SMP
02
事象概要 Incident Summary
発生症状
電源投入直後エラー発生、プログラムRUNせず
発生条件
電源投入で再現
エラーコード
H〇〇〇〇
影響範囲
対象の装置が停止し、関連工程にも遅れ発生
03
原因解析 Root Cause Analysis
解析対象
データ
PLCプロジェクトファイル I/O定義 エラー履歴 設備動作ログ
調査対象信号
電源投入、RUN信号をX3に投入、エラー発生、プログラムRUN停止
状態遷移の整理
X3がRUN信号を受け取る → 初期動作開始 → エラー発生
ロジックフロー — 問題発生時の信号遷移
電源投入
POWER ON
RUN信号UP
X03 ON
プログラムRUN開始
SM8000 ON
BCD値入力
X17〜20 UP
エラー発生
BIN命令エラー
プログラムRUN開始後、入力Ch X17〜20 からBCD信号受信。プログラム内でBCDからBINへ変換するBIN関数でエラー発生
ラダー上の問題箇所
ラダー回路はコンパイル可能なため、問題はなし
原因の論理説明
BIN関数のエラーメッセージによれば、この命令で処理可能なのは入力信号が0〜9の範囲に限る。10以上の信号が起動時の処理で入ってしまったため、関数がエラーとなった。
04
特定原因 Identified Cause
!DIRECT CAUSE — 直接原因

設計範囲外の信号が入力されて関数エラー発生

X17〜20から入力する信号は、接続機器側で0〜9に制限されるため、10以上の信号が入力されることは想定外。例外処理が未実装であったことによりエラー発生。

X3 on
PROGRAM RUN
X10 on タイマ回路起動
X17〜20 on
BIN関数に15が入力でエラー
装置停止
停止に至るロジック
BIN関数に10〜15の信号が入ってしまった
再現条件との整合
起動処理時にX17〜20すべてが同時ONとなる状態を確認。
05
修正ロジック Fix Logic
✕ 修正前

10〜15の信号が入ってくることは未想定

想定外の信号が入ってきた際の例外処理が未実装であった。

✓ 修正後

BIN関数の前に例外処理を追加

10〜15の信号が入ってきた場合に、BIN関数の入力を0とする

PROPOSED FIX — 修正案

例外処理を追加

想定外だった信号が実際に入ってきてしまう場合を考慮し、想定外の信号に対してはゼロを出力することでエラーの再発は防止できる。

06
実装時の留意事項 Implementation Notes
  • 実機反映前の確認点:周辺装置との信号タイミング、および非常停止条件との干渉を確認すること。修正後のT03タイムアウト値が上位システムのウォッチドッグ周期と整合するかを確認する。
  • 周辺信号への影響:完了確認遅延時の再試行処理ロジックに影響する可能性がある。再試行条件の起動タイミングを合わせて見直すこと。
  • !
    安全上の注意:実機反映前に必ず単独運転モードで動作確認を実施すること。
  • 備考:本レポートは論理解析結果に基づくものであり、実機動作の保証を行うものではありません。修正の実施および動作確認は、現場担当者の責任のもとで行ってください。
本レポートは Industrial First Aid(BLUE KEY Co., Ltd.)が提供するPLC論理解析サービスの成果物サンプルです。記載内容は架空の案件をもとに構成したデモンストレーション資料であり、実在する設備・案件とは一切関係ありません。

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※ 本ページは掲載用のサンプルです。実際のレポートは案件内容・設備規模に応じてカスタマイズされます。